コラム

2025年12月 AIの活用、人からの教え

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  年をとるにつれて出会う人の数は自然と多くなりますが、悲しいことにお別れしなければならない方も多くなってきました。急なお別れに戸惑うことが、ここ数年とても多いと感じています。

 ところで最近はAIに聞けば何でも答えてくれ、何でも瞬時に分かる時代です。歴史上の人物の生涯も、インターネットで検索すれば全てが手にとるように分かります。しかし、自分の身近な方、一般の方がどんな人生を送ったかは、さすがのAIも答えることはできないはずです。
 五感で感じるその人。その人ならではの言葉、口癖、声のトーン、表情、温かさ。何が好きだったか。何を大切にしていたか。。。その人と同じ時間を過ごしたからこその思い出が、周囲の人たちのそれぞれの心の中にあるはずです。人間がAIに勝る面を持ち合わせていると信じています。
 
 便利なツールが普及し、誰かに何かを教えてもらわなくても自分で調べることが可能な時代になりました。いかに早く、いかに多く情報を得るかに重きが置かれているのでしょうか。調べても調べてもキリがなく、そんな世の流れに疲弊し、時々立ち止まってじっくり考える時間を作りたいと思うのですが、時代はやはり目まぐるしく変化していきます。情報過多で、立ち止まることが許されていないような気さえしてしまいます。
 
 ある分野に詳しい人にじっくりと話を聞き、教えてもらうという、昔ならではのやり方は無くさず、同時にAIも上手く活用していけば良いのかなと思います。人と人との繋がりの中で学んだことは、年月が経ってもなかなか忘れないものです。そしてその時の場面・気持ち、その方自身のことも。繋がりが希薄になった現代だからこそ、意識したいと余計に思っています。
今年ももうすぐ終わりです。関わりのあった方々との思い出を、ゆっくりかみしめたいと思います。

2025年9月 戦後80年

戦後80年
 戦後80年という節目の年。先月、上田市にある「無言館」を初めて訪れました。第二次世界大戦で亡くなられた画学生による絵画が多数展示されている場所です。志半ばで戦場に散った学生たちが残した作品や愛用品。 国や家族を想う気持ち。 もっと生きたいという強い希望。 声なき声が聞こえてくるようでした。
 戦時中に比べたら何不自由なく豊かに暮らせる時代に生きていて、それでもどこか心から幸せとは言い切れないような日常。。。生きづらくなったと感じる瞬間も多々あります。 ある若者たちの口から「昭和っていいなぁ」という言葉を聞きました。先人たちが必死に守り抜いてくださった日本を本当の意味で豊かにし、未来の子供たちに残してあげたいと思うのですが。さて、私たちに何ができるのか。日々感謝し、考えて、行動する。ありきたりで簡単なようですが、弱っていたりするとこれがなかなか難しく。。。まずは自分の精神を整え、これまで繋がってきた日本の背景をより深く学び、日本の文化や大和魂は大切にしていきたいと思います。
 

2025年6月 成長・リレー

 近所で買い物をしていると、子供の同級生がアルバイトをしている姿に遭遇します。「〇〇ちゃん」と呼んでいた小さなあの子たちが立派なお兄さんお姉さんに成長し、受け答えもしっかりしていて、こちらのほうが気後れしてしまうほどです。数年の間に沢山のことを吸収し、心も身体も大きくなった姿を見て、時間の流れと若い子たちの頼もしさを感じます。自分のほうは年をとったなぁ、、、と。世の中は少しづつバトンタッチが進んでいるのだと思っています。
 子供たちの世代が、またその子供たちの世代がどうしたら幸せに生きられるかを考える。その年その年代で考えることや役割があると感じています。現役バリバリの頃、次の世代に何を残せるかを考える頃、退く準備をする頃。今の自分に何ができるかを考えて、精一杯生きようと改めて思うのは、年を取ったからでしょうか。何か世の中の役に立てるように、と。
 来月には参議院議員選挙があります。誰の言葉が信じられるか、誰の言葉が胸に響くか、情報を収集し熟考して自分の一票を投じてきたいと思います。若者が諦めることのない、皆が生きやすい世の中になるように。平和で豊かな日本がこの先も続くように。
 

2025年4月 新年度

 4月に入っても肌寒い日が続いていましたが、草木はしっかりと春の訪れを感じさせてくれています。梅、あんず、桜、スイセン、、、それぞれがそれぞれの色で楽しませてくれる春がやってきました。春休みだった学生さん達が一斉に飛び出し、背筋の伸びた新入生・新入社員さん達もあちらこちらで見かけられます。清々しく、活気があります。
 新しい出会いのあるこの季節。わが社にも若い力が加わることになりました。人手不足が騒がれている時代に、建設業に興味を持って飛び込んできてくれることはとても有難く、大切な仲間として皆で迎え入れたいと思っています。
 受け入れる立場として、、、やる気のある人材がやりたいことに挑戦できる環境を整える。大きな受け皿としての役割を果たす。若い世代の考えを理解し、学びを得る。お互いに日々勉強です。これから多くを吸収して成長していく若者を見守っていかれるということは嬉しいことであり、受け皿の立場である我々もその器を大きくしていかなければならないと思っています。広い心で受け止める余裕を持っていたい。愛を持って。そんなことを思っている自分自身も、いまだに誰かの大きな大きな器の中で守られながら生きていることを忘れないように。。。

2025年1月 柔軟に

2025年 本年もよろしくお願いいたします。
 突然ですが、昭和の歌を懐かしく感じ、令和の歌の歌詞を覚えられず、そのテンポについていけない自分、、、。年をとったなぁと感じます。そう思っていた矢先、平成生まれの子供との会話の中で「昭和の歌をカラオケで歌って友達と盛り上がる。昭和の歌が好き。」という話題が上がりました。意外で驚きました。
 またある日のTV番組では、若い学生が「最近は自分のために本気で怒ってくれる人がいない。グランメゾンパリ(映画)では、そういう本気の人物が出てくるので面白い。」と言っていました。
 若い人たちへの勝手な「思い込み」があり、じっくり話してみないと分からないことは多いと思いました。イマドキであっても昔のものを楽しんだり、年長者がタブーと思っている若者への接し方(強く叱る等)は人によって受け取り方が違っていて、コミュニケーションを図ってみないと分からないものですね。
 仕事においても、これからの日本を背負っていく若い人たちの話をよく聞き、アイデアを取り入れ、次の世代が生きやすい世の中になればいいなと思います。「こうあるべき」や思い込みを捨てて。若い人たちに余裕が生まれれば、他の世代への理解や思いやりも増すのかな、とも思います。そうやってお互いがお互いのことを思う世の中になればいいなと、、、綺麗ごとかもしれませんが、強く感じています。巳年は成長の年。今年も安全第一で、社員一丸となり努めてまいります!
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