「何のために働くのか」最近ふと考えることがあります。

私が社会人になってから二十数年が経ちますが、これまでは仕事をすることに対して何の疑問も持たず必死に働いてきました。戦後の日本を生き抜いてきた先人達にとってもおそらく「生きるため」に働くことは必要不可欠で、「何のために？」とは愚問かもしれません。その尊敬すべき先人達のお陰もあり、現在私たちはある一定水準の生活レベルを保つことができます。

---なぜ今考えるのか？---

昨今「働く＝生きる（お金）」のみならず「働く＝生きる＋充実感・幸福感」のように、個々がただ稼ぐだけではなく、そこに付加価値を求めるようになったと感じています。自分自身のスキルを上げたい、何かを作り出す喜びを感じたい、誰かに必要とされたい、誰かの役に立ちたい、豊かで幸せに暮らしたい…。何を重視するかは個人により千差万別です。

私はまず、企業という場所・ツールを使って働き手の充実感を向上させることに大きな意義があるのではないかと考えております。個々の成長・安心があってこそ、企業全体が社会に対してより良いサービスを提供できるのではないでしょうか。

弊社は開放的で和やかな「家族のような会社」でありたいと願い、誰もが自身の意見を発信することができる雰囲気作りにも力を入れております。人と人を笑顔で繋ぎ、認め合う。まずは、物を作り出す人間が心豊かでなければ良いものは生み出せません。

これからも土木工事・建築工事・左官工事を軸に、総合建設業として地域の皆様から愛され信頼されさらに飛躍すべく、精進してまいります。「100年の老舗」の称号を頂いた誇りを胸に、蓄えられた知識と技術を生かし、社員一同真心をもって人づくり物づくりに邁進してまいります。

今後とも皆様のご愛顧ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。